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訪日外国人向けの品揃え

国慶節があけてホテル・航空券代も下がってきたタイミングを狙って上海人の友人が、その友人をつれて日本に来ました。

二人とも上海で日系企業に勤めていたこともあって知日派、少しは日本語も話せますが、初めての日本です。お目当ては観光とショッピングのようで、日本に着いた夜から新宿でショッピングを始めます。二人とも、”マツモトキヨシで、小林製薬のXXXという薬を買う”とか”ドンキホーテに行く”といった、訪日前から仕入れた情報でできるだけ効率的にみてまわろうとします。マツモトキヨシに連れて行け、というので連れて行く途中にもっと店舗面積が広めのドラッグストアがあるので、ここは駄目?というとマツモトキヨシが良い、とのこと。まあ、そう何度も来日できるわけじゃないし、そのお店で必要なものがあるかどうかわからないから彼女たちの意見ももっともなんですよね。

その後、ちょうどヤマダ電機が空いていたので、ドライヤーが欲しいと言うので店内にはいりました。歌舞伎町のヤマダ電機はヨドバシの西口やアキバに比べても商品数が少ないので、満足する物がみつかるかなあと心配にみていましたが。彼女が言うには「商品が多すぎてどれを選んだら良いのか、わからない」って事でした。確かに多くの商品のだけ並べていても、何を基準に選ぶのかわからないんでしょうね。

小売的立場からすると商品アイテム数(品揃え)は多いほどお客さんは喜ぶと思いがちですが、買う側にすれば、自分に必要な商品が見付かれば良いだけのは無しです。そういえば、1万アイテムあるようなスーパーにおいても、1人のお客さんが年間通して買う商品は400~500アイテムって調査を思い出しました。

彼女は結局、一番ベーシックなドライヤーを満足して買っていきました。 


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